「住んでみたドイツ8勝2敗で日本の勝ち」読了

ドイツの労働環境

ドイツの労働時間は短く、給料は高い。つまり生産性が高い。
これは素晴らしいことのように聞こえるだろう。
しかし労働時間が短く給料が高いからこそ、
雇用者側は人員削減に全力を注ぐのだ。よってリストラも失業も増え、
結果的に就労者一人当たりの仕事量がジリジリと増える。 しかもドイツ人は何が何でも時間内にこなそうとするからストレスが高まってしまう。 「住んでみたドイツ8勝2敗で日本の勝ち」 p91

「上級国民/下級国民」 では、労働生産性が低いという話が出てきているが
この本では、生産性が低すぎてもだめだが、生産性を高くする中で一人に対する負荷が高まると燃え尽き症候群にかかるということが書かれている。

個人的には日本も最近は早く帰りましょうという方向になってきているので、
同じ方向になってきているように見える。 ここはドイツからよく学ぶべき

話は変わるが、個人的には、燃え尽き症候群よりも自律神経失調症の方が見かける。
体調は仕事、運動、睡眠、食事の総合によって決まると後輩に言ったことがあるけど
上記が悪い状態で、スマホ・PC中毒(常に使用しているレベル)になると
睡眠が確実に悪くなり、運動もしなくなるので
自律神経失調症になる確率が上がるような気がする。

他きになったところ

後は小学校教育は日本のほうが優れている。
小学5年生でドイツは進路が決まる。
またドイツでは学校は勉強のみ行うところ

大学入試はドイツのほうが優れている。
入試で論文を課すことで中身の理解も求められるがそれが日本でできていない