PC購入時期の検討とCPU/GPUの微細化
PC購入時期の検討のため、現状について調査している。
7nmより先の微細化はかなり難しそうなので、この世代で買い換えようと買い換えようと思っている。
以下調査結果
CPUの微細化
PC購入時期の検討のため、微細化の状況を調べていたら、Intel 10nmプロセスの製品のリリースが3年遅れになっている。
2017年後半に出る予定だったが、今年の末ぐらいに出る状況
2019年、2020年は以下の予定。
| メーカー | デスクトップ/ノート | 製造プロセス | コードネーム | ファウンダリ | 発売時期 |
|---|---|---|---|---|---|
| Intel | デスクトップ | 14nm | Coffee Lake | Intel | 発売済み |
| Intel | デスクトップ | 10nm | Ice Lake？ | Intel | 2020年？ |
| Intel | ノート | 10nm | Ice Lake | Intel | 2019年末予定 |
| AMD | デスクトップ | 7nm | Zen2 | TSMC | 2019年7月予定 |
| AMD | ノート | 12nm | Zen+ | GLOBALFOUNDRIES | 発売済み |
Intelは、Intelの10nmはTSMCの7nmより良いものであると主張している。
（基準がないので、同じ製造会社での比較しかできないので、正直わかりづらい）
以下はIntelの10nmの立ち上げについて記載があり、参考になる。 2019年はどうなる？ PCテクノロジートレンド - その2 プロセス Intel／Globalfoundries編
Intelがつまずいていて、AMDが頑張っている。
Intelが10nmの立ち上げにミスがあって、Zen2が売れる状態になると、競争が激化しそう。
表には書いていないけど、AMDのサーバ向けは、製造プロセスで先行できるので、2019年にシェア伸ばしそう。
サーバ向けは、Intelが98%占めているけど。
他、半導体微細化の終焉が見えてしまった?imec微細化責任者辞職の波紋
が興味深かった。
TSMCが、次の世代もリードしそう。
そうなると、CPUのIntel 1強が崩れてきそう。
GPUの微細化
現時点で単体GPUのシェアは、NVIDIA(Geforce)8割とAMD(Radeon)2割といった状況
2019年、2020年は以下の予定。
| メーカー | デスクトップ/ノート | 製造プロセス | コードネーム | ファウンダリ | 発売時期 |
|---|---|---|---|---|---|
| AMD | デスクトップ | 7nm | Vega | TSMC | 発売済み |
| AMD | デスクトップ | 7nm | Navi | TSMC | 2019年7月？ |
| NVIDIA | デスクトップ | 12nm | Turing | TSMC | 発売済み |
| NVIDIA | デスクトップ | 7nm | 不明 | TSMC or Samsung | 2020年？ |
| Intel | デスクトップ | 不明 | Odyssey? | Intel | 2020年？ |
AMD(Radeon)は、7nmVega投入しているけど、現時点では、NVIDIA(Geforce) 12nmの製品とパフォーマンス、消費電力共に差がない。 7nmプロセスの熟成、ドライバのアップデートで変わってきそう。
AMDのNaviとNVIDIAの7nm見てから判断かな。
Radeon VIIレビュー - 7nm Vegaでどこまで性能は上がったのか
微細化とは関係ないけど、Intelが単体GPU開発して2020年に投入予定らしいので、動向が変わるかもしれない。